交通事故豆知識ブログ

交通事故後の症状甘く見ないで!!

2021年05月22日

こんにちは!
養命堂整骨院の柔道整復師の首藤です😊
色んなお身体の症状やお悩みをお持ちだと思います。
肩こり、腰痛、猫背、頭痛などなど…
挙げるときりがないですが、今回ここでは交通事故での症状、
特に「むち打ち」についてお話します。
皆さまは交通事故に遭われたことがありますか?私も、二度経験があります💦

当院に交通事故治療に来られる方の中でも多い症状が「頚部の痛み」そう、
「むち打ち」です。
むち打ちですが、放っておいたら治るだろうと思われている方、
少なからずいらっしゃると思います。
ですが、このむち打ち放っておくと後々大変になる事も多々あります。
事故後の治療をしなかったせいか数カ月後に痛みや痺れが、直接的ではないかもしれませんが
数年後にそのような症状が出る方もいらっしゃいます。

事故に遭われてその場で症状が出ない方もいらっしゃいますが、少しでも違和感などを感じる方は一度診せに行かれて下さい。当院を頼って下さい!

では、ここから「むち打ち」についてお話していきます。
まず、むち打ちはどのような経緯で起こるのか説明していきます。
むち打ちは追突された自動車に乗っていた人の体は進行方向に移動しますが、
頭の元の位置に留まろうとします。そのため首が「く」の字型になり頭は後ろに反る格好になります。次に反動で頭は前方に振られ、首は「く」の字とは反対方向にしなります。正面衝突の場合は、体、首、頭の動きが追突とは全く逆になります。いずれの場合も重い頭を支える首が無理な形にしなり、頚椎の関節が損傷を受けるものです。

むち打ち(頚椎捻挫)は大きく4つに分類されます。

1.捻挫型
首や肩の痛み、動かしにくいなどの症状で頸椎捻挫の70~80%はこのタイプです。レントゲンなどで撮影しても頚椎に異常は発見されませんが筋肉や靭帯の小さな傷ができている可能性が考えられます。

2.神経根型
首の痛みや腕の知覚異常を主な症状とするタイプです。椎間孔から出て腕の方に伸びている神経が、上下の頸椎に挟まれるために起こるもので、後頭部や顔面の痛み、ベールを被ったような違和感を感じる人もいます。

3.脊髄型
脚の痺れや知覚異常など、首よりも脚の症状が目立つタイプです。脊髄が損傷されるため歩きにくくなったり尿や便が出にくくなったりします。

4.バレ・リーウー型
後頭部やうなじの痛みとともにめまい、耳鳴り、難聴、視力障碍、目の痛み、声がれ、飲み込みにくいなどの症状があるタイプです。これらの症状は自律神経系の働きが異常になって起こるものです。事故後適切な安静が保たれないと起こりやすいといわれます。

むち打ちでもこのように分けられます。上記にも書きましたがほとんどが
捻挫型に該当しますが症状の重い軽いなどは関係ありません。
放置しておくこと自体が良くありませんのでこれぐらいで行っても・・・
なんてことは思わず必ず相談して下さい!



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