事故にあった場合、相手や保険会社とやり取りをしたり、短い期間で慌ただしくいろいろな処理や手続きを行わなくてはいけません。
事故にあっただけでもショックを受けているのに、その後の様々な処理をしなくてはならないとかなりの精神的ストレスを抱えるものだと思います。
事故のパニックに紛れて気にならないかもしれませんが、どこか体で痛むところや体調が悪いところはありませんか?
もし痛むところがあったり、体調が悪いところがあるようなら、それは精神的ストレスだけではなく、交通事故の衝撃でムチウチ症になっている可能性があります。
このムチウチ症は事故後なるべく早い段階で、治療を始めていかなければ症状が慢性化してしまい、後遺症として残ってしまう可能性が高まるので、早期治療がとても肝心なのです。
腕の骨を骨折した場合を考えてみてください
折れてしまった骨を何の固定もしないで、そのままにしていたら、骨はまっすぐつかず、ゆがんだままの状態でくっついてしまいます。
折れてしまった骨はなるべく元の状態に近い形になるようにしっかり治していかなくてはいけません。
「ムチウチ症」も同じことです。
交通事故の衝撃で歪んでしまった骨は正しい元の位置に固定しなくてはいけないのです、
そうしないと歪んでしまったままで固定されてしまい、それが神経や血管を圧迫することになり、数年後に慢性的な痛みやだるさになってしまうからです。
交通事故にあって体に痛みを感じたり、めまいや頭痛、吐き気、手足のしびれ、倦怠感、肩や腰の痛みなどの不調を感じたら、できるだけ早く元の正しい位置に戻すという治療を受けることが大切です。