雨の日のスピードの出し過ぎに注意!あなたの安全運転で歩行者が守られます。
2018年06月8日
こんにちは!
福岡市城南区・南区で交通事故治療、骨盤矯正を専門に行っております、
養命堂整骨院です。
福岡も梅雨入りをし、ジメジメと雨が降り続く季節がやってきましたね・・・
梅雨は恵みの雨をもたらす一方で災害トラブルも引き起こします。
梅雨は、交通事故という人災が多発します。
視界悪化による「追突事故」水たまりでブレーキ制御不能になる「スリップ事故」などが
多発します。
梅雨時期の交通事故と聞くと「雨による視界の悪化が原因」と考える人が多いと思いますが、
視界の悪化以外にもドライバーの心理状況や歩行者の行動によるものが影響して事故を引き起こすこともあります。
1、雨による視界の悪化
交通事故が多発する時間帯は季節関係なく薄暗い明け方と夕方です。
梅雨の時期は空も薄暗い状態が1日続きますので視界悪化による交通事故が起きやすい状態にあります。
しかも雨が降るとさらに視界は悪くなりますし、ドライバーは運転時にフロントガラス前面にワイパーを使用しますのでさらに視界の悪化が起こります。
2、雨音による車内と車外の音の遮断
ドライバーは運転している際、8割以上が目からの情報により車を運転すると言われていますが、目以外は音による情報を頼りに運転をします。
地面や車体に叩きつけられる雨音が外の音を遮断しますので耳から入る情報がおろそかになります。
3、雨(水たまり)による路面の悪化
雨が降り続くと道路には水たまりができますが、この水たまり大きくなるとタイヤが滑りやすくなり事故を起きやすくなります。
「ハイドロプレーニング現象」という言葉を知っていますか?
水たまりを走行中に起こる現象で「タイヤと路面の間に水が入ることで車がアイススケートのようにスーッと滑ってハンドルやブレーキが効かなくなる」というものです。
この現象が起こる原因として
・スピードの出し過ぎ
・タイヤの溝の摩耗
・タイヤの空気圧不足
この3つが主な原因になります。
また、雨のスリップ事故はカーブを曲がるときにもよく起こります。急なカーブが多い道路ではスピードを落とすことが交通事故を防ぐことになります。
4、歩行者の行動の問題
歩行者は雨が降っていると傘をさして歩くため視界が悪化します。また水たまりを避けるために視線は下を向きガチになります。
また、子どもは雨の日でも構わずに外で遊びますが、急に飛び出したり、道路を横切るケースがあります。
ドライバーも歩行者もお互いが、
・視認の悪化
・聴力の悪化
になるため事故が増えることになります。
少しの油断やいつものスピードで行くと雨により滑りやすい状況ができ大惨事を招くことがあります。
事故にあったら表面の傷は治りますが、心のキズは、一生消えることのないものとなります。
皆さんも、くれぐれも自動車の運転には、気をつけて下さい!!